過去にないほどの質感とデザイン、そして高音質を誇るMINI JAMBOX。前作JAMBOXから受け継いでいるスマートスピーカーという考え方は、スマートフォンと相通じるハードウェアだけでない魅力を持っています。それは一度ハードウェアを購入したとしても、その後にソフトウェアアップデートで新しい機能が追加されることです。もちろん、もしも不具合が発生してもハードウェアを交換しなくても解決できることがあるのです。

たった今、MINI JAMBOXをお持ちであれば、是非ともコンピューター（MacでもWindows PCでも構いません）にとMINI JAMBOX付属のUSB – Micro-USB端子を接続してJawboneのサイトに接続してください。そこにはこれまでのスピーカーにはない新しい世界があります。

【Jawbone】Bluetoothワイヤレススピーカー ミニジャムボックス [MINI JAMBOX]

これまでスピーカーを購入して、新しい機能が後から発売されて悔しかったことはありませんか。JAMBOXの例から考えれば、MINI JAMBOXはこれからも長くハードウェアとしては販売され続けていくと思います。その間に何度もアップデートが実施され、新しい機能が追加されていくことになります。

JAMBOXを思い返せば、操作に音が出るスピーカーということで当初は注目を浴びたものの、慣れてくると音を出さないようにON/OFFしたいという要望が多く寄せられました。普通のスピーカーであれば、そのまま次のモデルで改良されたりすることでしょう。しかし、JAMBOXはソフトウェアアップデートでカスタマイズできるようになりました。また、途中でLiveAudioという3D音場再生機能が付いたのには、私自身とてもビックリしました。

今回のMINI JAMBOXアップデートでは【JAWBONE】Bluetoothワイヤレスヘッドセット イーラ [ERA]に搭載されているCallerID機能（発信者ID通知）に対応しました。

発信者ID通知：

登録した電話番号に対応した名前を読み上げてくれる「発信者ID通知」機能の設定を行なうことができます。これまでは電話番号を通知してくれる機能は提供していましたが、ERAでは設定した名前を読み上げてくれるので、電話はポケットやバッグに入っていても、誰からかかってきた電話かどうかがわかるという画期的な機能です。

MINI JAMBOXはただのスピーカーではなく、スピーカーフォンとしてiPhoneやスマートフォンを耳に当てて話さなくても良い機能が搭載されています。これはビジネスの場などで簡易的な会議システムとして複数人で電話をすることができるのでとても便利ですし、家にいても音楽を聴きながら電話がかかってきたらそのまま話し始めることができるのです。そしてこのCallerID機能を設定しておけば、電話番号ではなくてかけてきた人の名前を読み上げてくれるので、誰からの電話かがわかるのです。

残念ながら、iPhoneやスマートフォンの連絡先の番号をそのまま読み上げてくれるのではなく、自分で電話番号と名前を入力する必要があるのですが、それでも一度設定してしまえばとても便利な機能です。

これまで、JAMBOX以外で、このようにスピーカーに新しい機能が追加されていったことがあるでしょうか。JAMBOXは発売から2年以上が経過していますが、まだ現役で活躍しており、素晴らしいのは2年前に購入したユーザーもアップデートを行なえば、今購入するユーザーと同じ機能を使うことができるのです。ほんの少しの機能追加で別モデルの新製品として買い直さなければいけないようなことは、JAMBOX/MINI JAMBOXを買っておけばそのようなことが悔しい思いとは無縁になるのです。

これこそ、スマートスピーカーではありませんか。